体重の増えない小さなポーラ。
足も細くて小さくて、ピノコより小さい。
生まれたときから、元々線の細い子なんではないかなあと思います。
けれど、やはりお迎え当時はハラハラし通しでした。

彼用のケージが到着したので、会社の昼休みに帰って移し、
それまで飛び回り、止まり木も器用に飛び移っていたので
大丈夫かと思って帰宅したら、
乗せた止まり木から降りた形跡もなく…
全然食べてないし、水も飲んでないっ((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

止まり木は低めにしていたし、
止まりやすく下段の止まり木も置いていたのに…

滅茶苦茶反省して、フンきりを外して床に餌をばら撒き、
止まり木を一本減らして一番下につけ
餌入れを食べやすくしてやると、パクパク食べだしたりして。


私の配慮不足を反省しましたが、と同時に
この子は元々生きることに積極的じゃないような気がして
ちょっと切なく、良くここまで生き延びてきたなあと胸が打たれました。


餌が食べたかったら、普通、もがくなり自分で降りようとしますよね、
でもこの子は、そこまでして食べなくてもいいかな…。と
すぐに諦めてしまうような感じがしていたんです。

あと環境変化のストレスが大きかったのかも。
フンもだんだん小さく細くなっていました(現在は戻っています)

考えたらあんな小さな体で東海道を耐え、病院に連れて行かれ、
小さなカゴから急に大きなカゴに移されて。。。って
酷いことしたなあ、私。。。

病院につれていくときに、
キャリーバッグのファスナを閉めると 悲しい声で悲鳴を上げたり、
夜だから・・・。と部屋を暗くして
お休みカバーをかけると、嫌がるんです。
つくづく、発送が本鳥にとって、負担だったか
胸がつぶれる思いです。今後はかならずお迎えにしようと思います。

ファスナーを閉めたときは、小窓をあけて覗き込んだらホッとしていたようです。
先ほども何度か手の指にのせ、あやしてやると落ち着いてました。



とにかくこの子が自分のペースを何とか掴むまで
私も頑張って、いい環境になるように努力しなきゃ。
辛い思いをさせたぶん、ピノコと同じように沢山愛してあげたい。



こんな感じで毎日ドキドキものでした。




さらに数日経過するも、
ポーラの体重は相変わらず三十グラム。

でもその割には、野菜もモグモグ食べてるし餌も粟穂も食べる。
帰ってから遊ばせたら、凄い勢いで走り回ったり飛んだり
チョコマカして全然落ち着かない
ピルピル鳴いたり、とても楽しそう。


最初にここに着いた時は、私のことを異常に怖がっていたけど
今は怖がらない。でも手や指でじっとするのは嫌がる。

捕まえようとすると、トットコトーっと逃げ回る。
捕まえてごらんよっ、と自慢そうな顔をしてじっとこちらを見る。

うーん、この距離感。
これこそアキクサインコなのだろうか。。。




ピノコは出したら飛び回るが、
私がちょっとでも席を外すと
どこにいったの～っとばかりに
甲高く呼びなきして
すっ飛んでくる。

肩にずっと居るのが好き。
メガネフレームに飛びついて
ずっとガリガリかじるのが好き。

本当にブラックジャックに
飛びつくピノコみたい。

こういうのは珍しい
パターンだったのかな～。。

それとも♂と♀の違いかな。






さて…、ウイルスの診断結果やいかに…。
診断が白なら、いよいよ二羽のご対面タイム？！

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