ポーラの軽すぎる体重。

もしや、まださし餌が必要なのかもと
家にあったムキ粟を乾煎りして
卵黄をまぶし、野菜のかわりにネクトンを入れ
緊急さし餌を作ってあげてみました。


でも食べません…。

スプーンにも全然無反応で
本当にさし餌してたのかな、という感じです。

ただ、私もセキセイとオカメにさし餌をしていたので分かるのですが
ひとり餌になったインコのときと同じ反応だったのです…。

止まり木に少しだけついたムキ餌はついばむので、
二・三個食べさせてみて、スプーンにも少し載せてみたら
おそるおそる、ついばんでくれたので涙が出そうでした。

しばらく様子を見ていたら、そのまま寝てしまいました。


さし餌をしていたはずなのにコレでは、
やはり人間にはほとんど餌づかなかったんではないかと思います。
だとしたら、人間ではなくせめて親元に戻してあげらればよかったのに。。。

この子は兄弟から餌をもらってたのかも知れません。



ピノコもポーラも互いに興味津々で、呼び鳴きしてますし、ピノコも落ち着かず、周りを飛び回ってます。

仲良くはなれそうかな？と思いました。
しかしこのままだと体のほうはどうなんだろう。

健康的、遺伝的にもかなり心配…

とりあえず、明後日の健康診断まで何とかもたせないと。




翌日の朝。


ピノコを出したあと、出して逃げ回るのをやっと体重を量ったら
二十九グラム…っ。。。。
いくらなんでもこれはヤバイのでは。。。。
ちなみにピノコは三十九グラム。。。


とにかく何とか食べさせないと。。。

私は完全にパニックになっていました。


粟穂はポリポリ食べ、シード、水も少しずつですが口にしてます。
昨日作った粟玉も乾いたものを入れてますが
それも口にして少しずつ食べます。
でも絶対量が少ない。。。。
環境が変わったのも一因なのでしょうが。。。
糞も、だんだん小さくなってました。

取り急ぎブリーダーさんにメールして、さし餌をされていたか再確認。
返信が来るまで、ドキドキしっぱなし。

こんな小さな体で
東海道を頑張って旅してきたんだなあ…
どんなにつらかったんだろう。
ごめんね、ほんとにごめんね
私がやはり直接迎えに行けばよかった…

私は怖くないんだよー
私は石だよー
私は木だよー

とにかく籠の横のベッドで
トドのように横になり、ぴくりともせず
固まって、驚かせないように気を付けて
自分は敵じゃない、怖くないんだとわかってもらいたいと
ずっと隣に寄り添っていました。

そのうち、
だんだん近くにいても怖がったり
ばたついたりはしなくなりました。
カゴの中だと嫌々ながら指にも乗るようになりました。
さし餌のときの声とか、甘えたような声もしてくれました。。。。


焦っちゃいけない…


ブリーダーさんの返事が無かったら
某店に行ってフード買ってこようかと思ってましたが
メールを見たブリーダーさんから電話をいただきました。
事情を話し、食べていたフードの名前を教えていただきましたが
もう数日前から独り餌になっているとのこと。
だからあげても食べないのでは。。という話でした。

確かに粟玉をあげた時の反応が、独り餌になった子たちと同じだったので
乾いたまま、粟玉の状態でネクトンとまぜて粟穂と一緒にあげました。

すると夜には、体重も30.5グラムぐらいまで戻ってきました。
餌もパクパク食べ、私にもだいぶなれてきました…
やはり緊張していたのかな・・・。


私がピノコと
遊んでいる姿を見て
触発されたのか、
出して～とせがむので
出して餌を食べさせました。

私の手の中でも
安心して食べてくれた…



そして、遊んでいたときに、
初めて、ステップアップできました。


まだおずおずと、
だけど、大きな一歩。




たった一日でここまで心を開いてくれるとは。。。
嬉しいよポーラっ！

そしてありがとうピノコ！
きっと君のお陰で警戒心が取れたんだよ。
本当に君は最高の娘だよ・・・・っっっ


皆で仲良く暮らそうね。



さて、明日は健康診断…どんな結果が出ますやら。
お医者さんのところまで、またまた移動になるけど、
頑張ろうね、ポーラ。

[0回]

いよいよ到着の日。

朝一番、Y運輸のセンターが
開くと同時くらいに飛び込み、
到着しているか聞いてみると、
ちょうど忙しくて、
わたわたとしている時間帯。

社員の人も
「うーん、センター止めかぁ～
　あったかなあ？」と
ハテナマーク。
 
次の便なのか？と
一瞬ひやり。

ふと机の上を見ると、
穴の開いた小箱。
着払いの送り状。


これじゃないの？と直感が働き、確認するとビンゴ！

帰宅後、ピノコが呼び鳴きをすると、それに箱の中から答えるポーラ。
ああっ、元気に鳴いてるっっ！

箱を開けて出そうとすると、ジャージャーと警戒鳴き。
まるでさしえをする時のような鳴き声なんだと思ったけど
どう見ても顔が嫌がっているから、これが警戒鳴きなんだとびっくり。
初めて聞きました。。

出すと滅茶苦茶に飛び回る。
こちらはぶつかって怪我をしないかとヒヤヒヤしているのだが
とにかく、私のことが嫌でたまらないらしい。

一方、ピノコのことはすぐに好感持ってる。やはり鳥なんだなあとおもふ…。
でもピノコと一緒に遊びたいなら、
私にも馴れてもらわないと出せないよ？(´；ω；｀)

やっと体重を量ってビックリ。
三十グラムしかないっ。
ピノコでも三十八グラム前後なのに。

箱の中で暴れてたらしく、
全身はびしょ濡れ、ボサボサの羽。
がりがりの脚。

でもベビーピンクの淡い色合い
大きなルビーアイといい
ウサギのような愛らしさを持っている子です。

小さなキャリーゲージへ移動。
止まり木には器用に止まる。
餌、水もチェックしてる。

フンをする。
ピノコよりしっかりとした、いいフン。

 

昼休みに覗くと、粟穂を綺麗に食べているし、
殻も出ているから
しっかりと食べているみたいだけど。。

ピノコも出してご対面。
（健康診断が終わるまで直接は×ですが。可哀想だけど、やはり病気の可能性は十分にあるから…）

カゴ越しにご対面～
カッと威嚇も一人前だし、
チビちゃんな割に肝は座ってるかも。

心なしか優しげな視線のような気がするんだけど。。。

ピノコが私にじゃれると、
自分も出して欲しいようなそぶりも見せる。
好奇心は旺盛みたい。

 

でも私のことは嫌って逃げる…(´Д⊂ヽ

 

よく飛び回るし人間のことが大嫌いなのか近づこうとしないし
手のひらに載せてしばらくするとすぐに飛んで逃げようとする。
うーん、どこが手乗りなんだー(；´Д｀)

私も変だと思ってたんです。
写真で見たときから、顔がひねくれてるというか
「なにすんねん」ってやさぐれていたから。。。

何となく覚悟はしていたので、やはりなあという感じなのですが
どうも他の鳥からいじめられていたり、
羽を引かれてた可能性もあるかなあと。
それでよけいに怖がりになってしまったのかもしれません。

 

orz

 

写真を見ていただくと
わかると思うのですが
羽はぼさぼさ、
顔にまで禿げがある。(；´Д｀)

しかし何といっても
当時悩んだのは、
30グラムしかない体重です。

７月末生まれという話なので、
生後三十五日のはず。
でもまだ羽は開ききってないし、体重は軽いし…。
尻尾は伸びているのに…。

餌については事前に質問で、オークションに出した時点で
さしえは一日一回、それも手乗り崩れにならないためで
もう自分で食べていますという話だったので、
大丈夫かと用意してませんでした…。
 
普通の餌はぽりぽり食べていたものの、
このままだとさらに３０グラムを切ってしまう。

ピノコのときも生後四十日以上でお迎えして、
三十八グラムだったのに、
なんと最初の一週間で三十二グラムまで下がったこともあり
お迎えした数日は慣れていないから
体重低下もあり得るとびびりました。

 

まだ小さい。。やはりさし餌必要か？
粟穂はつついてるようだけど。。

やはり考えが甘かったか。
 
さしえ、どうしよう。
ここからだと何件かショップはあるけれど。。
餌は食べているからなあとも思うけど、、、

こういうことも考えていなかった私が馬鹿だったね。。。
ごめん、ごめんなさい。。。

と、こんな感じでずっとヽ(д｀ヽ)｡｡ｵﾛｵﾛ｡｡(ノ´д)ノ
しておりました…

どうしてもピノコと比較してしまう。
ピノコのブリーダーさんがいかに
しっかりきめ細やかに育ててたかよく分かる。

彼女の時は全く問題なしだったから。
性格、体格、健康、美しさ、何一つ漏れなし。
だから油断してたなあ…。

今回の人もとても良心的な人だと思うのだけど。。。
梱包などもしっかりしてたし迅速だった。
でもそういや、代理出品だったような…

 

何はともあれ、私の考えが甘かったと反省。
かくなるうえは、ちゃんと責任をもって育てないと。
( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ

 

色々と前途多難な予感。
昨日の胸騒ぎはこれだったのかな。

とりあえず明後日の健康診断までに
さしえを何とかしようと…
本気であせっていました。｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

続きます。

[0回]

…ママ、何たくらんでるの？

はっはっは。。。。
やっちゃいました！

迷ったんですが、ビッダーズに初めて挑戦。
ルチノーのアキクサを落札しました。

ピノコのおともだち。名前はポーラ。
名前の由来は北極星。　正式名はポラリスです。

現在は生体の落札は無くなったビッダーズ。
やはり色々とトラブルがあったのでしょうね。
当時から賛否両論だったような気がします。
私も実はビッダーズは敬遠していました。

でも、ルチノーの中雛ってこうでもしないと手に入らない。。。と…

ほんと、当時はアキクサインコってマイナーな存在だったのです。
特にルチノーは殆どいませんでした。



しかし。。。大阪から発送。。。

めちゃくちゃ悩みましたが、歩いて二分か一分のところに
Y運輸のセンターがあるので、センター止めにすることにしました。

もし万一のことがあったら、
私の責任だと思って一生十字架負うつもりで。。。


色々と不安なこともあれど
新しい子のお迎えの準備も着々と進めました。
金曜の朝到着で、
病院は日曜日に予約。
万全の体制で迎える事に。

最初画面で見たときに、
色が薄いので♀かな？と思いました。
だからピノコとは番にはならないのだけど、
繁殖は現状無理だし、
お友達として迎えることにしました。

ピノコの時とは違い、今度はなぜすぐに病院を予約したかというと、
画面で見てる限り、羽が乱れ、若干成長に不安があったのと
万一の時、ピノコへの感染を防ぐためにも
早く状態を明らかにする必要があったと思ったのです。
羽の乱れ方からみて、PBFDの可能性も否定できなかったからです。



なんだかんだで楽しみな新しい子のお迎え。
でもなんだか、ずっと緊張していました…。

胸さわぎがして。
発送を使うことが初めてだからかな、とも思っていたのですが…

今から思うと、
やはり何か虫が知らせてくれたのかもしれません。

続きます。

[0回]

２００８年８月。

すっかりスリムでキュートな
レディーに成長したピノコ。
花も恥らうお年頃です。



ドタバタと暑い中、
両親まで巻き込んで大変でしたが
引越しも無事済み、
新しい日常が始まりました。

今までの部屋と違い
今度はマジで花のお江戸のど真ん中。
環境も変わり、部屋の環境もすごくよくなりました。

奇麗だし、台所や風呂など基本的な部分が充実している。
何より職場よりかなり近くなったことで、
痛勤からも解放されたことが大きかったです。

そしてピノコの時間も飛躍的に増えて充実…と
言いたいところですが、やはり悩みはつきまじ。



転居することで環境も変わり、引っ越し前もハードな日々だったから
ピノコの発情も止まるかな…。と思っていたのですが
それは甘い考えで。。。止まりませんでした(´；ω；｀)

私の顔を見るだけでお尻を上げようと…　Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ

違いといえば、今まではカゴの外でも発情していたのですが
最近はカゴの所定の位置でないと発情しないということに気づきました。
さすがのピノコも、今までとは違う場所ということは
よく分かっていたようです。案外保守系なんだ…と感心してました。


このままじゃいかん(｀・ω・´)ｼｬｷｰﾝ
環境の見直しを開始しました。

まずは日照時間の短縮。

今までは、夜中までこうこうと街灯が点き、
部屋の階下の店のライトアップがまぶしくて、
カーテンをしないといつまでも夕方みたいでしたが、
最近はちゃんと夕方になると暗くなります。

ただ、そこで私が帰って電気をつけると
遊んでもらえるのか？と思うので
帰ったら最低限の灯りだけにして、
そーっとお休みカバーをかけてみる。

人間だってずっと明るいままだと
自律神経がやられるくらいですもの、
こんな小さな鳥ならば余計に影響を受けていたでしょうね…。
今まで私のエゴや環境の悪さで
すっかりホルモンバランスを崩していたのかも知れない
と思うとやるせなかった。


そして対策　数週間後。

やはり発情は止まらない。。。


私が声をかけたり、かまったりするのが良くないのかな？と思い、
今度は目を合わさずそーっとしてみる。

ただ放っておくと今度は心の病気になるかもしれない…

そこで！
変な踊りをして、無視していないことを
しっかりアピール。

カゴの中に嫌いなおもちゃをわざと入れてみたり。
さすがに引いた感じがあったのですが
これまたいまいち。



…何しとるんだ…我ながら…(；´Д｀)





ということでやはり悩んでいたのは
新しいお友達のこと。


やはりお迎えすべきなんだろうか…。

できれば憧れのルチノー君とペアにしてみたい。。。
きっと、華やかなカップルになると思う。。

ただ、繁殖はするつもりはないので
やはり男の子だと困るかなあ。。。

それにこのワガママお嬢が、
おとなしく同じカゴの中での同衾を許してくれるかなあ・・・・


などなど、


母として、悩みはつきぬ日々を送りつつ
ネットで色々とチェックしておりました。。。


そしてある日、ビッターズで
運命の出会いをしてしまったのです(；´∀｀)


続きます☆

[0回]

２００８年６月。。。
ピノコは、雛の羽からの換羽が始まり、かつ・・

は、発情しちゃいましたΣ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ


(´Д｀)ﾊｧ…


発情しないように
先生のアドバイスを受けて
散歩とかやってみたのですが。
やっぱダメでした…

私を見てラブラブモードになってしまい、
お尻上げて、セクシーポーズ。
切ない目をしてぴぴぴぴぴ…


(´；ω；｀)ｳｯ…


私が♂のアキクサインコだったら絶対に悩殺されるのに！
くやしーっ

可愛いんだけど困りました。
反抗期にもなっているし。がぶりがぶりと噛みまくる(；´Д｀)

っていうかアキクサインコって成長早いんですね…
自然界では弱い存在だから、早く成熟する必要があるのかな(；´Д｀)


というわけで、
６月から７月は８月の引っ越しのために
テンコ盛りの諸手続きと、
モノを整理したり
新居に合わせて逆にモノを買ったりと
どたばたと目のまわりそうな日々を送っておりました。


その間ずっと発情が続いていましたが
すごい鏡に執着してて
どうやらやはりお友達がほしいみたい。

アキクサ動画を見てて、可愛い鳴き声が聴こえてきたら、
必死で呼び鳴きしてる。


なんか、切ないなあ。


一羽追加ぐらいなら、
同居可能なら何とかなりそうだったのですが
ピノコが縄張り意識強くて…
(実際それで後が大変になるのですが)

それにペアにして繁殖したとしても
当時の私には世話はできない。

あと・・、これは私のエゴですが
お友達が出来たらそちらに仲良くなって
私なんてほったらかしになるかも？(；´Д｀)

なんてね。

ピノコの幸せを考えたら、
やはりイケメンインコをお迎えするべきかなあ。。。
と、悩んでおりました。



そんなある日。
引越し会社の営業さんが、
部屋に見積もりに来たとき、
ピノコを見て、
「あれっ、もう一羽いないんですか？」と
聞かれてしまって、
ちょっとうろたえてしまった。
「もう一羽いるといいですよね～っ」て。


営業さんには、見えてるのかも。。。

ピノコの未来の彼氏（オーラ）が。

[0回]